60代70代が気づかない脱水の危険性
高齢者の脱水は「喉が渇いた」と感じる前に進行します。実は、60代・70代の方は加齢により喉の渇きを感じにくくなっており、体温調節機能も低下している。自覚症状がないまま熱中症になるリスクが高いんです。
総務省消防庁の集計によると、熱中症による救急搬送者数は近年毎年6万〜10万人規模で推移している。屋内発症(自宅)が約4割、特に65歳以上が半数以上を占める。出典: 総務省消防庁『熱中症情報』
特に注意したいのは、自宅で過ごしている時。「まだ大丈夫」と思っているうちに、身体は静かに水分不足のサインを出し始めています。
5つのSOSサインを具体的に紹介します。「なんとなく元気がない」「いつもと違う」と感じたら、それは身体からの警告かもしれません。早めに気づいて対処することで、重症化を防げます。
見逃してはいけない5つのSOSサイン
高齢者の脱水は、本人も家族も気づきにくい初期症状から始まる。以下の5つのサインが見られたら、早めの水分補給を。
1. 口の中や唇の乾燥
唾液の分泌が減り、口の中がネバネバする、唇がカサつくといった症状が現れます。
2. 皮膚の張りがなくなる
手の甲をつまんで離したとき、すぐに戻らない場合は脱水のサイン。
3. 尿の色が濃い、回数が減る
水分不足になると尿が濃い黄色になり、トイレの回数も減ります。
4. 頭痛やめまい、ふらつき
脱水により血液循環が悪くなり、立ちくらみや軽い頭痛が起こることがある。
5. なんとなく元気がない
食欲低下や倦怠感、いつもより無口になるなど、本人も気づきにくい変化です。
総務省消防庁の集計によると、熱中症による救急搬送者数は近年毎年6万〜10万人規模で推移している。屋内発症(自宅)が約4割、特に65歳以上が半数以上を占める。出典: 総務省消防庁『熱中症情報』
これらのサインに気づいたら、まずは涼しい場所で休ませ、少しずつ水分を補給しましょう。症状が改善しない場合は、すぐに医療機関へ相談を。
家族ができる水分補給サポート
高齢者本人が喉の渇きを感じにくいからこそ、家族が日常のちょっとした工夫でサポートすることが大切です。
時間を決めて声をかける
朝起きた時、食事の前後、入浴前後、就寝前など、生活リズムに合わせて「一緒に飲もうか」と声をかけると自然に習慣化できます。スマホのタイマーやリマインダーを活用するのも効果的。
目に見える場所に飲み物を置く
リビングのテーブルやベッドサイドなど、いつも過ごす場所にコップと水筒を置いておく。飲んだ量が分かるように目盛り付きの容器を使うと、一日の水分摂取量を把握しやすくなります。
飲みやすい温度と種類を用意
冷たすぎる水は高齢者が避けがちです。常温や白湯、麦茶など本人が好む飲み物を複数用意しておくと飲む回数が増える。日常の水分補給には大塚製薬 ポカリスエット 500ml×24本のようなスポーツドリンクも飲みやすく、適度な塩分も含まれています。
もし脱水の兆候を感じたら、大塚製薬工場 OS-1 経口補水液 アップル風味 500mL×24本のような経口補水液を準備しておくと安心です。
経口補水液と日常飲料の使い分け
脱水の兆候が見られたとき、「とりあえず水を飲めば大丈夫」と考えがちですが、実は飲み物の選び方が回復を左右します。
経口補水液とスポーツドリンクの違いは、ナトリウム(塩分)濃度にある。
経口補水液(OS-1等)はナトリウム濃度50mEq/L程度、スポーツドリンクは21mEq/L程度。熱中症時の水分補給はナトリウム濃度の高い経口補水液が適している。日常の運動時はスポーツドリンクで十分。出典: 株式会社大塚製薬工場・WHO ORS基準
脱水初期・体調不良時は、塩分濃度の高い経口補水液大塚製薬工場 OS-1 経口補水液 アップル風味 500mL×24本が適しています。口当たりがやや塩辛く感じますが、それが必要なサイン。
一方、日常の水分補給や軽い運動後には、飲みやすいスポーツドリンク大塚製薬 ポカリスエット 500ml×24本で十分です。
高齢のご家族には、普段からこの2種類を常備しておき、「いつもと違う」と感じたときは経口補水液から始める習慣をつけると安心。
今日から始められる脱水対策、ぜひご家族で取り組んでみてください。大切な人の健康を、毎日の小さな気配りで守りましょう。
