鹿児島の熱中症搬送率が人口10万人あたり69.74人で全国最悪に
鹿児島県の熱中症による救急搬送率が、人口10万人あたり69.74人と全国で最も高い水準となっている。この状況を受けて、県と医師会が対策会議を開いた。
総務省消防庁の集計を見ると、全国的にも熱中症による救急搬送者数は毎年6万〜10万人規模で推移しており、決して他人事ではない。特に注目すべきは、発症場所の約4割が屋内(自宅)で、65歳以上の高齢者が半数以上を占めているという点だ。
総務省消防庁の集計によると、熱中症による救急搬送者数は近年毎年6万〜10万人規模で推移している。屋内発症(自宅)が約4割、特に65歳以上が半数以上を占める。出典: 総務省消防庁『熱中症情報』
「外出時だけ気をつければいい」と思いがちだが、実際には自宅で過ごしている時間こそリスクが高い。エアコンを控えめにしている高齢のご家族がいる方は、特に注意したいところ。
県と医師会が開催した対策会議の内容
鹿児島県と医師会は、全国ワーストとなった熱中症搬送率を受けて対策会議を開催した。
元ネタの情報が限定的なため、会議の詳細な内容や具体的な参加者名、決定事項については現時点では明らかになっていない。ただし、人口10万人あたり69.74人という深刻な数字を前に、行政と医療関係者が連携して対策に乗り出したことは、県民にとって心強い動きではある。
総務省消防庁の集計によると、熱中症による救急搬送者数は近年毎年6万〜10万人規模で推移しており、特に屋内発症(自宅)が約4割、65歳以上が半数以上を占めている。こうした全国的な傾向も踏まえ、鹿児島県でも高齢者や屋内での熱中症予防が重点課題になるだろう。
会議の具体的な成果や今後の施策については、続報を待ちたい。
鹿児島で熱中症搬送率が高い背景と地域特性
鹿児島県で熱中症搬送率が全国トップクラスになる背景には、いくつかの地域特性が関係していると考えられる。
まず気候面。夏季の高温多湿が挙げられる。南北600kmに及ぶ県域は亜熱帯気候に近い地域もあり、日中の最高気温だけでなく湿度も高くなりやすい。
環境省の熱中症警戒アラートは、暑さ指数(WBGT)33以上が予測される際に発表される。WBGT 28以上で激しい運動原則中止、31以上は外出を控えるレベル。出典: 環境省『熱中症予防情報サイト』 https://www.wbgt.env.go.jp/
また、農業・畜産業・水産業など屋外作業の従事者が多い産業構造も影響している可能性がある。日中の炎天下での作業中は、こまめな水分・塩分補給が欠かせない。
さらに高齢化率の高さも要因の一つと言われている。高齢者は体温調節機能が低下しているため、室内でも熱中症になりやすく、特に注意が必要だ。
今すぐできる熱中症対策|水分補給と環境測定
鹿児島のような高温環境で熱中症を防ぐには、こまめな水分補給と環境の見える化が重要になる。
厚生労働省の指針によると、屋外作業時は1時間あたり200ml以上の発汗が予測される場合、20-30分ごとに補水することが望ましいとされる。塩分も0.1〜0.2%(100ml中100-200mg)が目安。出典: 厚生労働省『職場における熱中症予防』
日常の水分補給にはポカリスエット 大塚製薬 ポカリスエット 500ml×24本 が手軽だ。ただし熱中症の初期症状(めまい・だるさ)が出た場合は、ナトリウム濃度の高いOS-1 大塚製薬工場 OS-1 経口補水液 アップル風味 500mL×24本 への切り替えが有効とされている。
屋外作業や運動会の見守りでは、タニタの黒球式熱中症指数計 タニタ 黒球式熱中症指数計 TT-562GD で暑さ指数(WBGT)を測定すると、運動中止や休憩のタイミングを客観的に判断できる。
水分と環境測定の両輪で、鹿児島の厳しい夏を乗り切りたいところです。
