「備蓄しすぎで損する物5選」動画が注目を集める
「備蓄しすぎで損する物5選」というタイトルのYouTube動画が、防災意識の高まりとともに話題を集めています。地震や台風のニュースを見るたびに「何か備えなきゃ」と思いながらも、何をどれだけ用意すればいいのか分からず、結局後回しにしてしまう——そんな経験、ありますよね。
実は、備蓄は「多ければ多いほど安心」というわけではありません。保管場所を圧迫したり、賞味期限切れで廃棄することになったり、かえって無駄が生まれてしまうケースも少なくないんです。この動画では、そうした「やりすぎ備蓄」で損をしがちな物を具体的に取り上げ、本当に必要な備えとは何かを考えるきっかけを提供しています。
家族を守りたい気持ちは誰もが同じ。だからこそ、無駄なく効率的に備えることが大切です。
備蓄で「やりすぎ」が起きる背景
不安な気持ちから「とにかく買わなきゃ」と思って、気づいたら押し入れがパンパン…そんな経験、ありませんか?
備蓄しすぎてしまう背景には、いくつか理由があります。まず、災害のニュースを見るたびに「うちも何かしないと」という焦りが生まれること。テレビで地震速報が流れると、つい通販サイトで保存食を検索してしまうんですよね。
もう一つは、「何をどれだけ備えればいいか」の基準が分からないこと。内閣府は飲料水なら1人1日3リットル、3日分(推奨1週間分)を目安としていますが、こうした具体的な数字を知らないと「多めに買っておけば安心」と考えてしまいがちです。
災害発生から72時間(3日間)は、人命救助の観点で「黄金の72時間」と呼ばれ、救助隊や支援物資が到達するまでの目安期間。家庭備蓄もこの3日分を最低ラインとし、可能なら7日分を推奨。出典: 内閣府「自助・共助・公助」
結果、賞味期限切れで捨てることになったり、収納スペースを圧迫したり。「備える」つもりが「ムダ」になってしまうのは、もったいないですよね。
本当に必要な備蓄とは何か
では、やみくもに「あれもこれも」と備蓄するのではなく、本当に必要な備蓄って何なのでしょうか。
答えはシンプルで、「命を守るために最低限必要なもの」を、適切な量だけ備えることなんです。
災害発生から72時間(3日間)は、人命救助の観点で「黄金の72時間」と呼ばれ、救助隊や支援物資が到達するまでの目安期間。家庭備蓄もこの3日分を最低ラインとし、可能なら7日分を推奨。出典: 内閣府「自助・共助・公助」
つまり、水・食料・トイレの3つを、家族の人数×最低3日分(できれば7日分)確保することが基本なんですね。
たとえば水なら、アイリスオーヤマ 保存水 2L×6本 5年保存のような5年保存の保存水を、1人1日3リットル×家族の人数×日数分。食料は尾西食品 アルファ米 12種類セット (非常食・保存食)のようなアルファ米や、井村屋 えいようかん 5本×2セットのような長期保存できるようかんなど、調理不要で栄養が取れるものを選ぶといいと思います。
「あれもこれも」ではなく、「これだけは」という視点で絞り込むことが、無駄を防ぐ第一歩なんです。
無駄を避けて効率的に備える方法
ここまで見てきたように、備蓄は「量」より「質と回転」が大切です。では、具体的にどう備えればいいのでしょうか。
まず基本はローリングストック。これは農林水産省も推奨する方法で、日常の食品を多めに買い置きして、古いものから消費して買い足すサイクルを作ることです。賞味期限切れによる廃棄を減らし、無理なく備蓄を続けられるんですよね。
ローリングストック(日常の食品を多めに買い置きし、古いものから消費して買い足す)は、農林水産省も推奨する家庭備蓄の方法。賞味期限切れによる廃棄を減らし、無理なく備蓄を続けられる。出典: 農林水産省「家庭備蓄ポータル」
例えば保存食なら、アルファ米の12種類セット尾西食品 アルファ米 12種類セット (非常食・保存食)のように味のバリエーションがあると、半年に一度家族で試食しながら入れ替えやすいです。井村屋のえいようかん井村屋 えいようかん 5本×2セットも、登山やアウトドアで普段使いしながら備蓄できます。
飲料水は、アイリスオーヤマの保存水2L×6本アイリスオーヤマ 保存水 2L×6本 5年保存のように5年保存タイプを選び、ラベルの製造年月をチェックして計画的に入れ替えましょう。
「家族の人数×3日分」を最低ラインに、普段の生活で使えるものから揃える。これが、無駄なく続けられる備蓄のコツです。
今日から始める、後悔しない備え
地震や台風のニュースを見て「やらなきゃ」と思っても、何から手をつければいいか分からず後回しにしていませんか? この記事で紹介した考え方を参考に、まずは家族の3日分の水と食料から揃えてみてください。一度揃えてしまえば、あとは半年に一度見直すだけ。「いざという時」の安心は、今日の小さな一歩から始まります。