日高市が水道水のPFOS・PFOA検査結果を更新
令和7年10月17日、埼玉県日高市が水道水に含まれるPFOS(ピーフォス)およびPFOA(ピーフォア)の検査結果を更新した。検査結果の詳細は市の公式サイトで公表されている。
PFOSとPFOAは「有機フッ素化合物」と呼ばれる化学物質で、自然界で分解されにくく、体内に蓄積しやすい性質がある。国際的にも健康影響への懸念から、日本では令和2年に水道水質の「要検討項目」に位置づけられ、暫定目標値(PFOSとPFOAの合計で50ng/L以下)が設定されている。
厚生労働省の水道水水質基準は51項目で、これを満たす水道水は世界的にも安全性が高い。ただし配水管の劣化や貯水槽の汚染で「蛇口の水」の質はばらつくことがある。出典: 厚生労働省「水道水質基準について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/index.html
小さなお子さんがいる家庭では、ミルク調乳や離乳食作りに使う水の安全性が特に気になる。次のセクションで、PFOSとPFOAについてもう少し詳しく見ていく。
PFOSとPFOAとは|子育て世帯が知るべき基礎知識
PFOSとPFOAは「有機フッ素化合物(PFAS)」の一種。水や油をはじく性質から、かつて消火剤やフッ素加工製品に広く使われてきた。現在は製造・使用が規制されているが、環境中に残留しやすく「永遠の化学物質」とも呼ばれている。
問題視されているのは、長期間体内に蓄積されると健康への影響が懸念されるため。国内では令和2年に水道水の暫定目標値(PFOS・PFOA合計で1リットルあたり50ナノグラム以下)が設定され、全国の水道事業者が検査を実施している。
厚生労働省の水道水水質基準は51項目で、これを満たす水道水は世界的にも安全性が高い。ただし配水管の劣化や貯水槽の汚染で「蛇口の水」の質はばらつくことがある。出典: 厚生労働省「水道水質基準について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/index.html
小さなお子さんがいるご家庭では、検査結果が基準値内でも「念のため対策したい」と考える方が少なくない。
水道水が心配なときの具体的対策
水質検査の結果を見て「やっぱり気になる」と感じたとき、無理に我慢する必要はない。子育て世帯が実際に選んでいる方法をいくつかご紹介する。
浄水器・浄水ポットで日常使いを改善
手軽に始めるなら、浄水ポット型がおすすめ。冷蔵庫に入れて使えるコンパクトなタイプなら場所も取らない。ブリタ 浄水ポット型 リクエリ パウダーブルー(PFOS/PFOA除去試験済)のようにPFOS/PFOA除去試験済みの製品を選べば、気になる物質を減らしながら日常の水を使える。
赤ちゃん用の調乳には専用水も選択肢
ミルク調乳や離乳食づくりには、ベビー用に調整された水を使う家庭も多い。ピジョン 赤ちゃんのピュアウォーター ラベルレス 500ml×24本のような赤ちゃん専用水は、ミネラル分が少なく調乳に適した軟水設計だ。
粉ミルクの調乳は厚生労働省・WHOガイドラインで「70℃以上の湯」が望ましいとされる(サカザキ菌・サルモネラ菌対策)。ウォーターサーバーの温水機能はこの目的で重宝される。出典: 厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳・保存及び取扱いに関するガイドライン」
防災備蓄も兼ねるなら保存水
長期保存できる水をストックしておけば、日常の心配と災害対策を同時に解決できる。10年保存水 清流灯 ラベルレス 2L×6本のような10年保存水なら、入れ替え頻度も少なく管理が楽だ。
防災備蓄としての保存水も検討を
日常の水対策と並行して、災害時の備蓄水も見直しておきたい。
災害時の備蓄水は1人1日3リットル×3日分(推奨1週間分)が内閣府防災の基準。家族4人なら最低36L、1週間で84L。ウォーターサーバーのストックボトル(12Lなど)が常時複数あれば備蓄を兼ねられる。出典: 内閣府防災「家庭備蓄」
4人家族なら最低でも36L、できれば84Lの水を常備しておくのが理想。ウォーターサーバーのボトルをストックしておけば日常使いと備蓄を兼ねられるが、長期保存専用の保存水も選択肢のひとつになる。
10年保存水なら賞味期限の管理負担が減り、防災リュックやローリングストック用として安心。ラベルレスタイプは分別の手間もかからない。
まとめ:日常と非常時、両方の視点で水を見直そう
水道水の検査結果は公開されていても、「子どもに飲ませる水」として何を選ぶかは各家庭の判断だ。浄水ポットやウォーターサーバー、保存水など、生活スタイルに合った方法で安心を確保してほしい。
