PR

GMRS無線機で3〜4マイル通信可能な機種は?|Reddit投稿が話題

携帯電話が使えない時の通信手段としてGMRS無線機に注目

海外の防災コミュニティ「r/preppers」で最近、こんな質問が投稿されて話題になりました。「携帯電話の基地局が停止した時の緊急通信用に、3〜4マイル(約5〜6km)届くGMRS無線機を探しています。予算は2台セットで50〜75ドル。おすすめはありますか?」という内容です。

災害時、携帯電話が使えなくなるリスクって、日本でも他人事じゃない。基地局の停電や回線の混雑で、家族との連絡が取れなくなる不安は誰もが感じてると思います。この投稿者も同じ危機感から、電源や通信インフラに依存しない通信手段を探していたんですよね。

アメリカではGMRS無線機が市民向けの緊急通信手段として普及してるんですが、日本では事情が少し違う。元ネタの質問を入り口に、日本で現実的に使える緊急時の通信手段について考えてみます。

GMRS無線機とは?|免許不要で使える米国の市民無線

GMRSは「General Mobile Radio Service」の略で、アメリカで市民が日常的に使える無線通信サービス。日本でいう特定小電力トランシーバーに近い存在ですが、出力が5ワットまで認められているため、もっと遠くまで届くのが特徴です。

アメリカでは個人や家族単位でライセンスを取得すれば(年間数十ドル程度)、誰でも使えるようになっています。携帯電話の基地局が災害で使えなくなった時の連絡手段として、家族間の通信や地域コミュニティでの情報共有に活用されてるんですよね。

ただし、日本国内でGMRS無線機をそのまま使うことは電波法違反になります。周波数帯や出力が日本の法律に適合していないため。日本で緊急時の通信手段を確保したいなら、特定小電力トランシーバーやアマチュア無線など、国内で合法的に使える機器を選ぶ必要があります。

3〜4マイルの通信距離を実現するための条件

無線機の「3〜4マイル(約5〜6km)」という通信距離、実は結構シビアな条件なんです。Reddit投稿の質問者も「legitimately(本当に)3〜4マイル」とわざわざ強調していますが、これには理由がある。

GMRS無線機のカタログには「最大通信距離36マイル!」なんて書いてあることもあるんですけど、これって見通しの良い平地で障害物ゼロという理想的な条件での話。実際の住宅街や森林地帯では、建物・樹木・地形が電波を遮るため、通信距離は大幅に短くなります。

3〜4マイルを安定して確保するには、出力が高いこと(GMRSは最大5W)、外部アンテナが使えること、そして見通しが効く場所で使うことが重要。特にハンディ機の小さな内蔵アンテナだと、市街地では1マイル以下になることも珍しくありません。

投稿者の予算「50〜75ドルで2台セット」という条件だと、正直なところ本格的な外部アンテナ付きモデルは難しい。現実的な通信距離は1〜2マイル程度と考えたほうが良さそうです。

日本で緊急通信手段を確保するには?

残念ながら、Redditで話題になったGMRS無線機は日本では使えないんですよね。日本の電波法では許可されていない周波数帯なので、使うと違法になってしまいます。

でも、日本にも緊急時の通信手段はちゃんとある。まず手軽なのが特定小電力トランシーバー。免許不要で誰でも使えて、家電量販店で2台セット5,000円くらいから買えます。通信距離は見通しの良い場所で500m〜1km程度と短めですが、家族が避難所に分かれた時や、近所での安否確認には十分使えると思います。

もっと遠くまで通信したいなら、アマチュア無線という選択肢もあります。こちらは国家試験に合格して免許を取る必要がありますが、数キロ〜数十キロ先まで通信できますし、災害時には全国の無線愛好家同士で情報交換もできる。「防災のために資格を取った」という方も最近増えているそうです。

携帯電話が使えなくなる事態は本当に怖い。でも、日本の法律に合った通信手段を準備しておけば、いざという時に家族を守る大きな安心材料になります。


まとめ
日本ではGMRS無線機は使えませんが、免許不要の特定小電力トランシーバー(近距離向け)や、免許が必要なアマチュア無線(遠距離・災害時の情報網)といった代替手段があります。家族の安全を守るために、自分に合った通信手段を検討してみてください。