「お風呂の残り湯」が災害時NGな理由
「お風呂の水を貯めておけば安心」と思っていませんか?実はこれ、災害時のトイレ用水としては使えますが、飲み水や手洗いには絶対に使えないんです。
残り湯には皮脂や石鹸カス、雑菌が大量に含まれています。一晩置いただけで細菌数は数百倍に増殖するため、断水時に「とりあえず手を洗おう」と使うと、逆に感染症のリスクを高めてしまいます。
また、浴槽の水は蒸発や子どもの転落事故の危険もあります。災害用の水として頼るなら、清潔で長期保存できる保存水を別途用意しておく方が確実です。
残り湯は「トイレを流す専用」と割り切り、飲料・調理・衛生用には必ず保存水を備えておきましょう。
本当に必要な水の備蓄量と保存方法
じゃあ実際どれくらいの水を用意すればいいの?って話ですよね。
内閣府防災情報のページでは、家庭の備蓄として「飲料水は1人1日3リットル、3日分(推奨1週間分)」を目安としています。出典: 内閣府防災 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/bichikutaisaku.html
たとえば4人家族なら、最低でも3L×4人×3日=36L。2Lペットボトルで18本です。意外と多いですよね。
保存水を選ぶときのポイントは、5年保存タイプを選ぶこと。普通のミネラルウォーターより長持ちするので、ローリングストックの負担が減ります。アイリスオーヤマ 保存水 2L×6本 5年保存
置き場所は、直射日光が当たらない玄関脇やクローゼット下が◎。買ったときに製造年月をマジックで箱に書いておくと、交換時期を忘れません。
給水車が来たときのために、蛇口付きのウォータージャグも1個あると便利です。キャプテンスタッグ ウォータージャグ 10L 蛇口付き
断水時のトイレ対策|簡易トイレの備え方
水の備蓄と同じくらい大切なのが、トイレの備えです。実は断水時に一番困るのが「トイレが流せない」こと。お風呂の残り湯で流せばいいと思っている方も多いんですが、下水管が破損している可能性がある災害時は逆効果なんですよね。
東京都防災ホームページでは、携帯トイレを「1人1日5回 × 必要日数分」備蓄することを推奨しています。家族4人で3日分なら最低60回分。意外と多いと感じるかもしれませんが、これが現実です。
IFLY 災害用簡易トイレ 50回分 凝固剤・消臭袋・手袋付き
簡易トイレは凝固剤で排泄物を固め、消臭袋で密封するタイプが主流。便器にセットして使えるので、普段のトイレ環境を保ちながら使えます。保管場所も段ボール1箱分程度で済むので、今日から備えておくと安心ですよ。
今日から始める「ズボラでも続く」水・トイレ備蓄
「防災、やらなきゃ…」と思いながら、何から手をつければいいか分からず後回しにしていませんか?大丈夫です。完璧を目指さなくていいんです。
まず今日、やることはたった3つ。①保存水2L×6本を1箱買う(家族4人なら3箱)、②簡易トイレ50回分を1セット買う、③給水車用に10Lジャグを1つ買う。これだけです。
IFLY 災害用簡易トイレ 50回分 凝固剤・消臭袋・手袋付き
保管場所は押入れの奥でも、ベッドの下でも構いません。「いつか整理しよう」と思ってるダンボール箱の隣でOK。大事なのは「買って、置いておく」こと。それだけで、あなたの家族は3日間を乗り切る準備ができます。
[ 今すぐ備える ]
後回しにした1日が、家族の3日分の安心を遠ざけます。今日、この瞬間が「始めるタイミング」です。
