PR

英大学職員の75%がAI代替リスクを過小評価|Times Higher Education調査

英大学職員の75%がAI代替リスクを過小評価|Times Higher Education調査

英大学職員の75%が「自分の職は安全」と回答も実態は逆

Times Higher Educationの調査によると、英国の大学職員の約75%が「自分の職はAIに代替されない」と考えているらしい。正直、かなり危険な楽観論だと思う。

なぜか。大学職員の業務内容を冷静に見ると、AIが最も得意とする「定型業務」「文書作成」「データ処理」が大半を占めてるから。学生の履修登録サポート、成績管理、各種証明書の発行、予算管理、会議資料の作成——こういった業務は、生成AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)で自動化しやすい領域そのもの。

OECD報告書(2023)は、生成AIの登場により事務・専門職を含むホワイトカラー職の代替リスクが従来予測より大幅に上方修正されたと指摘。特にコールセンター、経理、文書作成、初級コーディングが影響を受けやすい。出典: OECD Employment Outlook 2023

つまり、「自分は安全」と思っている職員の多くが、実は最も代替リスクの高い業務に就いているという皮肉。この認識のズレが、後々のキャリアリスクにつながる可能性は高いんだよね。

管理業務・事務職が最もAI代替されやすい理由

大学職員の中でも、特に事務・管理業務に就いている人たちのリスクは高い。

理由はシンプルで、彼らの仕事の多くが「定型的で文書ベース」だから。

OECD報告書(2023)は、生成AIの登場により事務・専門職を含むホワイトカラー職の代替リスクが従来予測より大幅に上方修正されたと指摘。特にコールセンター、経理、文書作成、初級コーディングが影響を受けやすい。出典: OECD Employment Outlook 2023

大学の管理部門——経理、人事、学生課、教務課——の業務は、これに該当する。学生データの入力、履修登録の確認、予算書の作成、教員への連絡文書の作成。こうした業務は、生成AIが最も得意とする領域だ。

一方で、学生対応や教員との調整といった「対人業務」も、チャットボットやAIエージェントの進化により、単純な問い合わせ対応はすでに自動化されつつある。残るのは複雑な判断や交渉が必要な業務だけ。職員全体の仕事量は減る。

もし「自分の仕事の8割が定型業務」だと感じているなら、楽観視している場合じゃない。市場価値を高めるスキルを身につけるか、条件のいいうちに動くか。どちらかを選ぶ時期に来てる。

デイトラ(実務型Webスキルオンラインスクール・経産省リスキリング支援事業認定)

日本の大学職員も同じ楽観論に陥っているのか

英国の調査は遠い国の話ではない。日本の大学職員も、似たような楽観論に浸っている可能性が高い。

実際、日本の大学事務職は「安定している」「AIに置き換わるはずがない」と信じられてきた職種だ。学生対応や教員サポート、補助金申請など、人間にしかできない業務が多いと思われている。だが、野村総研とオックスフォード大学の共同研究では、日本の労働人口の約49%が10〜20年後にAI・ロボット等で代替可能な職業に就いている可能性が高いとされた。特にホワイトカラー定型業務の代替リスクが高い(出典: 野村総研 2015年「日本の労働人口の49%がAIやロボット等で代替可能に」)。

「急激なAIの進化により、事務職だけでなく、AIが代替できる仕事は無数に存在すると考えられています。この状況は、私たち一人ひとりに「本当に必要とされる仕事とは何なのか」を深く考えさせるきっかけとなっています。」

日本の大学職員も、英国と同じように「自分の仕事は大丈夫」と思っている人が多いかもしれない。でも、現実はもっと厳しい。

AI時代に大学職員が取るべき現実的な選択肢

で、どうすればいいのか。

正直「これをやれば安心」という魔法の杖はない。ただ、取れる選択肢は大きく3つある。

①条件のいいうちに転職する
日本の解雇規制は強いから、一度入った会社からは簡単には追い出されない。でも逆に言えば、転職のタイミングは自分でコントロールできる最後のチャンスだ。厚生労働省の調査では、40代以降の転職は賃金減少リスクが高まる。「いつか」ではなく「今」動けるかどうかが分かれ目。外資系や成長企業を狙うならJACリクルートメント(外資系・ハイクラス転職)のような専門エージェントを使うのも手。

②市場価値のある資格を取る
リスキリングには懐疑的だけど、法律系や会計系の難関資格は別だ。AIには代替しにくく、転職市場でも武器になる。アガルートアカデミー(難関資格試験のオンライン通信講座)のようなオンライン講座なら働きながらでも狙える。

③副業で収入源を分散する
今の職場にしがみつきながら、Webスキルで副業収入を確保する戦略。経産省のリスキリング支援認定を受けたデイトラ(実務型Webスキルオンラインスクール・経産省リスキリング支援事業認定)なら、実務型スキルが身につく。


「まだ大丈夫」と思っている間に手を打つか、気づいたときには手遅れか。選ぶのはあなた自身。